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2020年01月31日

ニュース:「孝明天皇例祭の儀」

天皇陛下は、令和2年1月30日、皇居・皇霊殿で行われた「孝明天皇例祭の儀」に臨まれました。皇后さまは、式典に当たり、赤坂御所にてご遙拝、お慎みなされました。孝明天皇例祭の儀は、孝明天皇の崩御相当日に行われる宮中祭祀です。

 

ただし、主要各紙は式典について報じることはなく、産経新聞の「両陛下ご動静」のような形でのみの報道にとどまりました。

 

2020年01月16日

ニュース:令和初の「歌会始めの儀」

両陛下、未来担う世代詠む 令和初の歌会始

(2020/1/16、日本経済新聞、一部抜粋)

 

新年恒例の「歌会始の儀」が16日、皇居・宮殿「松の間」で催された。令和となって初めてのお題は「望」。天皇、皇后両陛下や皇族方が詠まれた歌のほか、1万5324首の応募作から選ばれた10人の入選者、天皇陛下に招かれた召人(めしうど)らの歌が古式にのっとった節回しで披露された。代替わり後初めての開催となった今回は、中央に両陛下が座り、秋篠宮ご夫妻ら皇族方が両側に着席した。皇后さまが歌会始の儀に出席されるのは、療養が始まった2003年以来17年ぶり。19年に退位した上皇ご夫妻は出席されず、歌の披講もなかった。

 

両陛下は即位後の2019年6月、東京都内の保育園に足を運び、子どもたちと交流された。12月には台風19号の被災地を見舞うため、宮城県丸森町と福島県本宮市を訪問。被災者や復興に尽力した人々に励ましの言葉を掛けて回られた。こうした活動を通じ、両陛下ともに未来を担う世代への希望を歌に込められた。

 

天皇陛下

学舎(まなびや)にひびかふ子らの弾む声さやけくあれとひたすら望む

皇后さま

災ひより立ち上がらむとする人に若きらの力希望もたらす

 

儀式は午前10時半から始まり、入選者、選者、召人、三笠宮家の寛仁親王妃信子さま、秋篠宮妃紀子さま、秋篠宮さま、皇后さま、陛下の順に披露されました。また、宮内庁は2021年の歌会始のお題を「実」とし、応募要領を発表しました。

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歌会始の解説については、投稿記事「古式ゆかしき『歌会始の儀』」も参照下さい。

2020年01月09日

ニュース:昭和天皇祭「皇霊殿の儀」(1/7)

天皇陛下は、2020年1月8日、歴代天皇の霊を祭る皇居・宮中三殿の皇霊殿で行われた「皇霊殿の儀」に臨まれました。ただ、この昭和天皇祭皇霊殿の儀((しょうわてんのうさいこうれいでんのぎ)について、主要各紙はほとんど報じていませんでしたが、産経新聞は「両陛下ご動静(7日)」として、宮内庁の発表を記事としてWebニュースを載せていました。

 

【午前】

陛下 昭和天皇祭皇霊殿の儀(皇居・皇霊殿)

皇后さま 昭和天皇祭皇霊殿の儀に当たりご遙拝・お慎み(赤坂御所)

陛下 賢所勤労奉仕団ご会釈《昭和天皇祭御神楽の儀奉仕につき〉〈蓮池参集所)

 

【午後】

陛下 ご執務の(赤坂御所)

陛下 昭和天皇祭御神楽の儀(皇居・皇霊殿)

皇后さま 昭和天皇祭御神楽の儀に当たりご遙拝・お慎み(赤坂御所)

両陛下 昭和天皇祭御神楽の儀終了までお慎み(赤坂御所)

(2020.1.8 産経ニュース)

 

昨年2019年は、昭和天皇の逝去から30年の節目の年でしたので、「昭和天皇三十年式年祭の儀」が挙行されました。昭和天皇の式年祭は逝去後20年の2009年以来のことでした。

 

「昭和天皇をしのぶ式年祭」とも呼ばれる祭祀では、昭和天皇が埋葬された武蔵陵(むさしののみささぎ)で、「山稜の儀」が、また、皇居では昭和天皇など歴代天皇の霊を祭る「皇霊殿」では、「皇霊殿の儀」がそれぞれ行われました。(式年祭とは、決められた期間ごと行われる祭祀のこと)

 

ご参考に、昨年の昭和天皇祭について報じた日本経済新聞の記事です。

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昭和天皇しのび30年式年祭 両陛下、武蔵野陵を参拝

(2019/1/7、日経)

 

昭和天皇の死去から満30年となる7日、昭和天皇が埋葬されている武蔵野陵(東京都八王子市)と皇居・宮中三殿で「昭和天皇三十年式年祭の儀」が営まれた。武蔵野陵での「山陵の儀」には天皇、皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻ら皇族方のほか、安倍晋三首相ら約80人が参列。昭和天皇をしのび、天皇陛下が御告文(おつげぶみ)を読み上げられた。モーニングの上にコートを着た天皇陛下は米や酒などが供えられた陵前で玉串をささげて拝礼し、御告文を大和言葉で読まれた。宮内庁によると「どうぞ国家、国民をお守りくださり、さらに繁栄させていただきますようお願い申し上げます」との趣旨という。

 

これに先立ち、歴代天皇の霊を祭る皇居・宮中三殿の皇霊殿では「皇霊殿の儀」が行われた。皇太子ご夫妻が両陛下の名代として古式にのっとった装束で臨み、拝礼された。秋篠宮家の長女、眞子さまや次女、佳子さまらも参列された。昭和天皇の式年祭は今後、死去後50年までは10年ごと、その後は100年ごとに行われる。

2020年01月02日

ニュース:天皇陛下、新年祝賀の儀・一般参賀

令和初、天皇皇后両陛下が皇居で「新年祝賀の儀」

(2020年1月1日、日刊スポーツ)

 

令和初の新年を迎えた1日、天皇、皇后両陛下が皇族や三権の長らから新年のお祝いを受ける「新年祝賀の儀」が、皇居・宮殿で開かれ、天皇陛下は「国民の幸せと国の発展を祈ります」と応じられた。午前に宮殿「松の間」で秋篠宮ご夫妻と長女眞子さま、次女佳子さまら皇族があいさつした。その後、両陛下は皇族と共に宮殿の各部屋を回り、安倍晋三首相や閣僚、衆参両院議長らの祝賀を受けた。上皇ご夫妻は参加せず、住まいの吹上仙洞御所で皇族や宮内庁職員らのあいさつに応じた。

 

陛下は祝賀の儀に先立ち、夜明け前に、皇居・神嘉殿(しんかでん)前の庭で、国の安寧や豊作を祈る宮中祭祀(さいし)「四方拝(しほうはい)」に装束姿で臨んだ。在位中の上皇さまは2012年から負担軽減で住まいの御所の庭で行っていた。

 

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天皇陛下「国民の幸せと国の発展を祈ります」新年祝賀の儀

(2020年1月1日、産経ニュース)

 

令和となって初めて迎えた元日に、皇居では「新年祝賀の儀」が行われ、天皇陛下が「国民の幸せと国の発展を祈ります」と新年のあいさつをされました。「新年祝賀の儀」は、年の初めに天皇が皇后とともに、皇族や総理大臣、衆参両院の議長と議員、それに日本に駐在する外国の大使などから新年のお祝いを受ける儀式です。

皇居・宮殿の「松の間」では、午前11時すぎから、天皇皇后両陛下が、皇位継承順位1位の「皇嗣」の秋篠宮さまなど皇族方とともに儀式に臨まれました。天皇陛下は、出席した衆参両院の議長や議員らを前に「年頭にあたり国民の幸せと国の発展を祈ります」と述べられました。午後からは、125の国と地域の大使などが、皇居を訪れました。華やかな民族衣装を身につけた大使夫妻などは、順番に両陛下の前に進み出て、新年のあいさつをしていました。

 

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天皇陛下「災害のない安らかで良い年となるよう願う」 令和初の新年一般参賀 上皇ご夫妻もお出まし

(2020.1.2、産経新聞)

 

令和初となる新年恒例の一般参賀が2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻をはじめ成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダで集まった人々に応えられた。午前10時10分からの1回目の参賀では、天皇陛下がマイクを通じ、昨年の台風や大雨による被災者を案じるとともに「本年が災害のない安らかで良い年となるよう願っております。年の始めに当たり、わが国と世界の人々の幸せを祈ります」とあいさつをされた。多くの人が開門前までに列をなしたため、宮内庁は午前9時半予定の開門を20分早めて対応した。

 

今回の参賀には上皇ご夫妻もお出ましに。上皇さまは譲位後、すべての公務を陛下に引き継いでおり、代替わり後、陛下とともに公の場で国民に姿を見せられた初めての機会となった。2回目以降の参賀はそれぞれ午前11時、同11時50分、午後1時半、同2時20分から。参賀の希望者は午後2時10分までに皇居正門(二重橋)から宮殿前の東庭に入る。上皇ご夫妻は午前中の参賀に限って参加される。

 

新年一般参賀での陛下のお言葉は以下の通り。

「新しい年を迎え、皆さんとともに祝うことをうれしく思います。その一方で、昨年の台風や大雨などにより、いまだご苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じています。本年が災害のない安らかで良い年になるよう願っております。年の始めに当たり、わが国と世界の人々の幸せを祈ります」

2019年12月04日

ニュース:両陛下、即位関連行事終了

即位関連行事終わる 両陛下、宮中三殿で拝礼

(2019/12/4、日本経済新聞)

 

天皇、皇后両陛下は4日、皇居・宮中三殿のうち、皇祖神の天照大神を祭る賢所で、「御神楽(みかぐら)の儀」に臨まれた。天皇陛下が即位された5月から約7カ月にわたって続いた一連の即位関連行事は、この儀式ですべて終了した。これに先立ち、両陛下は同日午前、宮中三殿で即位礼と大嘗祭(だいじょうさい)が無事終了したことを報告する「親謁の儀」にも臨まれた。陛下は天皇専用の伝統装束「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」、皇后さまは五衣(いつつぎぬ)、小袿(こうちぎ)、長袴(ながばかま)の古式装束姿で拝礼された。即位関連行事は、5月1日の「剣璽等承継の儀」などの国事行為をはじめ、天皇一代に限り一度きりの皇室行事「大嘗祭」といった宮中祭祀(さいし)など30以上に上った。

2019年11月30日

ニュース:秋篠宮さま、お誕生日

秋篠宮さま きょう54歳の誕生日

(2019年11月30日  NHK News Web 抜粋)

 

皇位継承順位1位の皇嗣の秋篠宮さまは、30日、54歳の誕生日を迎えられました。秋篠宮さまは、皇嗣として初めて迎える誕生日を前に、お住まいのある赤坂御用地で記者会見に臨まれました。この中で秋篠宮さまは、新しい時代の皇室像などを尋ねられたのに対し、上皇さまの姿を念頭に、「国民と苦楽を共にし国民の幸せを願いつつ務めを果たしていく、これはやはり基本にあることだと、私は考えております」と述べられました。そのうえで、「時代によって要請も変わってきます。時代時代に即した在り方というのは、常に考えていかなければいけないと思っています」と話されました。

 

一方、秋篠宮さまは、長女の眞子さまと、婚約が内定している小室圭さんの結婚に関する質問にもこたえられました。眞子さまは去年2月、ご自身と小室さんの気持ちを文書であらわし、結婚に向けた行事などについて、「皇室にとって重要な一連のお儀式が滞りなく終了したあとの再来年に延期し、十分な時間をとって必要な準備を行うのが適切であるとの判断に至りました」と記されました。

 

秋篠宮さまは、こうした経緯を踏まえて、「この次の2月で2年たつわけですね。やはり、昨年の2月に今の気持ちというのを発表しているわけですので、何らかのことは発表する必要があると私は思っております」と話されました。また、結婚の見通しについては、去年の記者会見で、「多くの人がそのことを納得し、喜んでくれる状況にならなければ、いわゆる婚約に当たる納采の儀(のうさいのぎ)というのを行うことはできません」などと述べられています。秋篠宮さまは、今回の会見で、眞子さまと結婚のことについて話をする機会はないと話し、「結婚の見通しについては昨年お話ししたことと変わっておりません」と述べられました。

2019年11月22日

ニュース:両陛下、伊勢神宮に即位報告

天皇陛下「親謁の儀」で伊勢神宮外宮ご参拝

(2019.11.22、産経新聞)

 

三重県を訪問中の天皇、皇后両陛下は22日午前、伊勢神宮の外宮(げくう)(伊勢市)を訪れ、皇位継承に伴う一連の国事行為「即位の礼」と、一世一度の重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」を終えたことを報告する「親謁(しんえつ)の儀」に臨まれた。

 

両陛下は宿泊先の内宮行在所(あんざいしょ)を出発後、衣食住の神である豊受大神(とようけのおおみかみ)を祭る外宮にご移動。先に天皇陛下が祭儀の正装「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」姿で馬車に乗車し、「三種の神器」のうち剣と璽(じ)(勾玉(まがたま))とともに、正殿に通じる門に到着された。馬車は重要な皇室行事で使われる宮内庁の「儀装馬車2号」で、上皇さまが平成時の「親謁の儀」で乗られたものを修復した。

 

陛下は鳳凰(ほうおう)の飾りの付いたかさのような「菅蓋(かんがい)」が差し掛けられる中、歩いて正殿に昇り、玉串をささげて拝礼された。陛下のご拝礼後、十二単(じゅうにひとえ)姿の皇后さまが御料車で正殿へ向かい、同様の所作でご拝礼。両陛下は23日、内宮(ないくう)で拝礼後、帰京される。

 

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両陛下「親謁の儀」で伊勢神宮内宮ご参拝

(2019.11.23、産経新聞)

 

三重県を訪問中の天皇、皇后両陛下は23日午前、皇祖神の天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭る伊勢神宮の内宮(伊勢市)を訪れ、皇位継承に伴う一連の国事行為「即位の礼」と、一世一度の重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」を終えたことを報告する「親謁(しんえつ)の儀」に臨まれた。

 

祭儀の正装「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」姿の天皇陛下は宿泊する内宮行在所(あんざいしょ)から、儀装馬車に乗車されて内宮・正殿に通じる門へ。正殿に昇り、玉串をささげ拝礼された。続いて十二単(じゅうにひとえ)姿の皇后さまが10日に行われた国事行為のパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」でも使用されたオープンカーで正殿に通じる門へ進み、同様の所作で拝礼された。両陛下は23日午後、帰京される。

 

一連の儀式を終えたことを報告される「親謁の儀」は今後▽27日に神武天皇陵(奈良県橿原市)、孝明天皇陵(京都市)▽28日に明治天皇陵(京都市)▽12月3日に昭和天皇陵、大正天皇陵(ともに東京都八王子市)-で行われる。

 

2019年11月18日

ニュース:大嘗祭の「大饗の儀」

皇居・宮殿で「大饗の儀」

(2019.11.16、産経新聞)

 

天皇陛下が大嘗祭(だいじょうさい)の中心的儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」への参列者を招いてもてなされる饗宴(きょうえん)「大饗(だいきょう)の儀」が16日、皇居・宮殿「豊明殿(ほうめいでん)」で行われた。安倍晋三首相や三権の長ら約290人が参加。皇后さまと秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族方も臨席された。陛下は正午ごろ、三種の神器のうち剣と璽(勾玉)をささげ持った侍従らと共に会場に入り「大嘗宮の儀を終え、皆さんをお招きし、大饗を催すことを誠にうれしく思います」とあいさつをされた。

 

豊明殿では天皇、皇后両陛下のお席の後ろの壁に、大正・昭和・平成の大饗の儀でも飾られた「錦軟障(にしきのぜじょう)」と呼ばれる長さ約9・3メートルの墨絵を配置。左右の壁には、大嘗宮の儀に米を納めた悠紀(ゆき)地方(栃木県)の那須連山や男体山、主基(すき)地方(京都府)の嵐山や天橋立などの四季の風景と、関連する和歌が描かれた屏風(びょうぶ)が立てられた。饗宴中は両地方の風俗舞も演じられた。参列者の献立は鯛のお造りと尾頭付きなど。朱塗りの「御台盤(おだいばん)」と呼ばれる両陛下の御膳には、参列者の献立に加えて蒸しアワビなどが並んだ。

 

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2回目の「大饗の儀」行われる「大嘗祭」の中心的儀式が終了

(2019年11月18日 NHK News Web)

 

天皇陛下が「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心的な儀式、「大嘗宮の儀(だいじょうきゅうのぎ)」に参列した人たちを招いて催される饗宴「大饗の儀(だいきょうのぎ)」の2回目が18日、皇居 宮殿で行われました。「大饗の儀」は「大嘗祭」の中心的な儀式の1つで、宮殿の「豊明殿」で2回に分けて行われます。

 

2回目の18日は、地方自治体の代表や各界で功績を挙げた人などおよそ280人が参列し、天皇陛下は正午すぎに皇后さまと「豊明殿」に入られました。そして「この機会に、国民の幸せと国の一層の発展を祈ります」などと、おことばを述べられました。続いて、参列した人たちとともに栃木県と京都府の「斎田(さいでん)」で収穫された米で造られた「白酒(しろき)」と「黒酒(くろき)」と呼ばれる濁り酒を口にされました。このあと栃木県と京都府の特産品が披露され、収穫された米やお祝いの料理に箸がつけられたということです。舞台では、宮内庁の楽部によって「風俗舞(ふぞくまい)」と呼ばれる舞楽なども披露されました。

 

18日の「大饗の儀」で「大嘗祭」の中心的な儀式は終わり、天皇陛下は来月4日、皇居の宮中三殿で関係する儀式に臨むなどして、即位に伴うすべての儀式を終えられます。

2019年11月15日

ニュース:大嘗祭の「大嘗宮の儀」

「大嘗祭」厳かに…天皇陛下、大嘗宮で祈り

(2019/11/15、読売新聞)

 

天皇が一代に一度臨む伝統的な皇位継承儀式「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」が14日夕から15日未明にかけ、皇居・東御苑で行われた。1300年以上続く最も重要な即位に伴う皇室祭祀で、天皇陛下は神々に新穀を供えて五穀豊穣と国家の安寧を祈られた。陛下は東御苑に建設された大嘗宮で、14日午後6時40分頃から同9時15分頃まで東日本の新穀を供える「悠紀殿供饌(ゆきでんきょうせん)の儀」に臨まれた。儀式は秘事のため非公開で、宮内庁によると、陛下は悠紀斎田(さいでん)(水田)の栃木県で収穫された新米などで作った「神饌(しんせん)」を神に供え、自らも食された。皇后さまも帳(ちょう)殿(でん)で拝礼された。

 

儀式には、秋篠宮ご夫妻と長女眞子さま、次女佳子さまら9人の皇族方のほか、安倍首相ら三権の長、国会議員、知事、各界の代表ら510人が参列した。陛下は15日午前0時半頃からは、西日本の主基(すき)斎田(京都府)の新米などを供える「主基殿供饌の儀」に臨まれた。425人が参列。儀式は午前3時半頃まで行われた。

 

大嘗祭は、稲作の収穫儀礼に根ざす儀式で、673年の天武天皇の時に一代一度の皇位継承儀式となり、室町から江戸時代まで約220年間の中断を挟み、受け継がれてきた。宗教的な色彩が強いため、憲法上の国事行為である「即位の礼」とは別に、皇室行事として行われた。政府は「公的性格がある」として宮廷費(国費)を支出。関連予算は、大嘗宮の建設費など計24億4300万円と見込む。

 

大嘗宮は、約90メートル四方の敷地に、木造建築など大小40近い建物で構成されている。21日~12月8日に一般公開した後、取り壊される。16、18日には、両陛下が大嘗祭の参列者らを招き、酒食を共にされる「大饗(だいきょう)の儀」が皇居・宮殿で行われる。

2019年11月10日

ニュース:天皇陛下の即位を祝うパレード挙行

両陛下を11万9千人が祝福 祝賀御列の儀

(2019.11.10、産経新聞)

 

天皇、皇后両陛下は10日午後、天皇陛下の即位に伴い、皇居・宮殿から赤坂御所をパレードする国事行為「祝賀御列(おんれつ)の儀」に臨まれた。約4・6キロのコース沿道には約11万9千人が集まり両陛下を祝福。両陛下は約30分のパレード中、絶えず手を振って応えられた。

 

両陛下のパレードは、平成5年6月のご結婚以来。午後3時前、陛下はえんび服姿に勲章、皇后さまは白のロングドレスにティアラと勲章を身に着け、皇居・宮殿前で、新調されたトヨタ・センチュリーのオープンカーにご乗車。新たに作曲された奉祝行進曲「令和」が宮内庁楽部により演奏される中、出発された。

 

パレードの車列は秋篠宮ご夫妻のお車のほか、安倍晋三首相、山本信一郎宮内庁長官らの車など約50台、約400メートルに及んだ。警視庁や国会議事堂正門前などを平均時速約10キロで進み、両陛下は左右の沿道で祝福する人々に笑顔で手を振るなどして応えられた。両陛下の車は午後3時半過ぎ、皇宮警察本部音楽隊の演奏に迎えられ、お住まいの赤坂御所に到着された。

 

パレードは「即位の礼」の中心儀式「即位礼正殿(せいでん)の儀」などと合わせて10月22日に行われる予定だったが、台風被害を考慮して延期されていた。5月の陛下のご即位から続いた国事行為「即位の礼」の一連の儀式は「祝賀御列の儀」で終了。両陛下は14、15日、皇室行事として、皇位継承に伴う重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心的儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」に臨まれる。

 

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天皇陛下の即位祝う国民祭典開催

(2019年11月9日、NHK News Web、抜粋)

 

天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」が、9日、皇居前広場で開かれ、天皇皇后両陛下は、皇居の二重橋近くから、集まった人たちの祝意にこたえられました。「国民祭典」は、天皇陛下の即位を祝うため、超党派の議員連盟や、経済界などが参加する民間団体が開催しました。

 

第1部の「奉祝まつり」では、皇居近くで祝賀パレードが行われ、来年の東京オリンピックで活躍が期待される陸上の桐生祥秀選手や、フィギュアスケートの紀平梨花選手らによるテープカットのあと、秋田の「秋田竿燈まつり」や、沖縄の伝統舞踊エイサーなどの全国各地の郷土芸能が披露されました。

 

その後、第2部の「祝賀式典」が皇居前広場で開かれ、国会議員や各界の著名人、それに一般客の合わせておよそ3万人が参加しました。はじめに若い世代を代表して女優の芦田愛菜さんが、「天皇陛下のご即位にあたり心よりお祝い申し上げます。日本そして世界の平和に対する陛下のみ心(御心)に心を打たれました。古くから日本に伝わる文化を大切にしつつ新しい日本へと躍進していく時代になっていくことをせつに願っております」と述べました。

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このあと、ピアニストの辻井伸行さんらの演奏で、人気アイドルグループ「嵐」が、即位を祝ってつくられた「奉祝曲」を披露しました。「Ray of Water」というこの曲は、水をめぐる問題に関心の高い天皇陛下を意識してつくられたということで、演奏の間には、皇后さまが涙をぬぐわれる場面もありました。

 

そして、天皇陛下が、おことばを述べられました。天皇陛下は、「即位から約半年、多くの方々から寄せられる気持ちをうれしく思いながら過ごしています。またこの間、さまざまな機会に国民の皆さんと直接接し、皆さんの幸せを願う思いを私たち二人で新たにしてきました」と述べられました。

 

そのうえで、台風19号などの大雨災害で被災した人たちなどへの気持ちをあらわし、「ここに改めて国民の幸せを祈ると共にわが国の一層の発展と世界の平和を願います。きょうは寒い中にもかかわらずこのように大勢の皆さんが集まり即位をお祝い頂くことに深く感謝いたします」と締めくくられました。おことばが終わると、会場では万歳三唱が行われ、集まった人たちが手にしたちょうちんを振って祝意をあらわすと、両陛下もにこやかな表情でちょうちんを振ってこたえられていました。

 

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