売れています。めざせ、10万部!を掛け声にしていた「最初でつまずかない経済学」が、2021年1月、お蔭様で重版となり「ミクロ編」が17刷、マクロ編が16刷に達しました。
ミクロ編:約52,000冊
マクロ編:約48,000冊
結果として、両者を合わせて10万部となり、目標達成です。ありがとうございました。現在、つま経は次のステップへ進化を遂げようとしています。初版から第2版へと改訂作業中で、今後、いっそう質を高め、公務員試験受験者のバイブルとなれるように、日々推敲していきます。
公務員試験など資格試験の受験者だけでなく、経済学を学びたい一般の方々や他の学生さんにも最適。クイズ感覚で問題解きながら、楽しく経済学を学べますよ。経済ニュースや記事もよくわかるようになります。
最初でつまずかない経済学(つま経)ミクロ編
(2010年12月30日、実務教育出版)
最初でつまずかない経済学(つま経)マクロ編
(2011年1月31日、実務教育出版)
本書は、公務員試験業界、最大手の実務教育出版さんに、ダメ元で持ち込んで、出版してもらったラッキー本です。
経済学を初めて学ぶ人がいかに経済原論をマスターできるかを念頭に置いて書き上げました。類書との違いは、まず、基礎的な内容(教養試験レベル)をまず一通りやって、その上で応用的な経済理論(専門試験レベル)を解説しています。これで、無理なく無駄なく経済学を学ぶことができます。
それから、理論の説明と問題(とその解説)が一体となっています。これで、あたかも読み物のような感覚で、勉強を進められることができます。
当初、本書の売上げは伸び悩みましたが、「公務員試験受かる勉強法落ちる勉強法」 (洋泉社)という公務員試験のガイド本の中で、本書が絶賛されたのをきっかけに、現在、「つま経」の通称でブレイク中です。
―公務員試験受験者でなくても―
さらに、最近では、経済学検定など他の資格試験の受験者や、一般の方で経済学を少し本格的に学びたいという方も購入されているようです。特に後者の方々は、大学で扱うような難解な経済学の解説書よりは、わかりやすく、かつ、ちまたにあふれている「超入門書」と比較すると、本書は骨があり、知的な刺激を受けると評判です。
一般の読者さんも活用されているというのは、驚きです。試験対策本という性格上、問題が入っているので、どうかなと思っていましたが、逆にクイズ感覚で、難解な経済学を楽しく学べるということなのかもしれません。
-その後の状況-
2013年度、立命館大学の経済学部で、「最初でつまずかない経済学(ミクロ・マクロ)」教科書採用(または参考図書採用)されていました。(2013/9/6)
また、現在、駿河台大学では、経済学部の先生が公務員志望者に推薦して下さっていると聞いています。感謝です!