EU(欧州連合)
加盟国:28カ国 (直近:13年7月のクロアチア)
加盟交渉国:トルコ、モンテネグロ、セルビア、アイスランド(交渉中断)
加盟候補国:マケドニア、アルバニア
EU大統領(欧州理事会常任議長)
ポーランドのドナルド・トゥスク前首相 (前任:ベルギーのヘルマン・ファンロンパウ)
EU外相(外務・安全保障上級代表)
伊のフェデリカ・モゲリーニ外務大臣 (前任:英の欧州委員のキャサリン・アシュトン)
<ユーロ>
ユーロ圏:19ヶ国
EUの「東方拡大」以前の加盟15ヶ国のうち、イギリス、デンマーク、スウェーデン以外の12ヶ国に、スロベニア(07)、キプロスとマルタ(08)、スロバキア(09)、エストニア(11)、ラトビア(14)、リトアニア(15)
<地誌>
ライン川は、アルプスを源にもち、中部ヨーロッパ、東ヨーロッパを貫流して北海に注ぐ河川で、ヨーロッパ第2の長さをもつ。流域には、恵まれた炭田と水運の便により発展したルール工業地域がある。
ドナウ川は、ドイツのシュバルツバルトを水源とし、東流してポーランド、ハンガリー、ルーマニアなど東ヨーロッパ諸国を経て黒海に注ぐ国際河川である。流域は肥沃な土壌に恵まれ、小麦、とうもろこしなどの生産が盛んな農業地域となっている。
ボルガ・ドン運河は、カスピ海に注ぐボルガ川と、黒海に流れ込むドン川を結ぶ運河。中世のキエフ公国の時代より、ロシアは内陸水系を利用することで、バルト海と黒海を結ぶ交易ルートを開拓、支配し栄えた。ボルガ・ドン運河もこうした水系交通網整備の一貫として建設された。
ノルウェー王国は、北海油田の開発により石油や天然ガスを産出しており、世界でも有数の輸出国である。
スウェーデン王国は、安定陸塊に位置し、欧州における鉄鉱石の最大の産出国である。