2020年04月14日

ニュース:キリスト教「復活祭」

キリスト教の復活祭 ミサを少人数に 教皇は結束呼びかけ

(2020年4月13日、NHKニュースウェブ)

 

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、ことしのキリスト教の復活祭=イースターは大きく様変わりしています。ローマ・カトリック教会ではミサを少人数で行い、フランシスコ教皇は世界が結束して、新型コロナウイルスの対応にあたるよう呼びかけました。

 

フランシスコ教皇は12日、バチカンのサンピエトロ大聖堂でキリストの復活を祝うイースターのミサを執り行いました。ミサには例年、多くの信者が参加しますが、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、参加者は少人数にしたうえで、一人一人の距離をあける異例の形式となりました。

 

ヨーロッパでは各地の教会がミサを中止したり非公開にしたりしていますが、一部の教会はミサの様子をインターネットで中継して、世界的な危機に信者がともに祈りをささげられるようにしています。中東のエルサレムでは、新型コロナウイルスの影響でキリストの墓があったとされる聖地の教会が閉鎖されていますが、12日は復活祭にあわせて、数人の聖職者がひっそりと祈りをささげる様子がSNSを通じて発信されました。

 

エルサレムの旧市街にある聖墳墓教会は、キリストが十字架にかけられたゴルゴタの丘や、キリストの墓があったとされる聖地です。ふだんの復活祭のシーズンは、世界中から数万人の巡礼客が祈りをささげに訪れますが、ことしは先月25日以降、教会の入り口のドアは閉ざされ、一般の人は訪問が禁止されています。聖墳墓教会が閉鎖されたのは、ペストが世界的に流行した1349年以来とも言われています。

 

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ローマ教皇フランシスコが復活徹夜祭、「恐れるな」と呼び掛け

(2020.04.12、CNNニュース、一部抜粋)

 

キリスト教のイースター(復活祭)を前に、ローマ教皇フランシスコは11日、バチカンのサンピエトロ大聖堂で「復活徹夜祭」を執り行った。教皇はイエス・キリストが復活した時に語ったとされる「恐れることはない」という言葉を引用し、「恐怖に負けてはいけない。これは希望のメッセージだ。私たちに向けられた言葉だ。神様はまさに今夜、この言葉を繰り返される」と説いた。徹夜祭には例年、数千人が集まるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大による封鎖措置を受け、規模が大幅に縮小された。復活祭の儀式としては9日に「聖木曜日」のミサがあり、12日には現地時間午前11時(日本時間午後6時)から「復活の主日」のミサが予定されている。