2019年12月29日

ニュース:マヤ文明の遺跡発見

メキシコでマヤ文明の宮殿発見 約1000年前まで使用

(2019年12月28日、時事ドットコム)

 

メキシコ南東部のユカタン半島にあるマヤ文明のクルバ遺跡の一角で、新たに宮殿が発見された。メキシコ国立人類学歴史学研究所が24日発表した。宮殿は縦55メートル、横15メートル、高さ6メートル。六つの部屋から構成されているとみられ、発掘に携わった考古学者は「古典期後期(600~900年ごろ)と古典期終末期(850~1050年ごろ)の2期にわたり使われたとみられる」と指摘している。近くでは他に四つの構造物が発掘されたという。

マヤ文明はメキシコ南東部から中米にかけて広がった都市文明で、石造りの大建造物や象形文字、暦が知られる。紀元前から栄えたが、16世紀のスペイン人侵略で破壊された。

 

過去のマヤ文明に関する記事です。

 

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マヤ文明の建造物6万個、空からのレーザー調査で発見 グアテマラ

(2018年2月2日、AFP一部抜粋)

 

中米グアテマラ北部の深い密林の下に、古代マヤ文明の何万もの建造物が眠っていることが、高性能のレーザースキャナーを使った上空からの調査で明らかになった。専門家らが1日、発表した。この研究で中心的役割を果たしている、米テュレーン大の考古学者マーセロ・カヌト氏によると、メキシコおよびベリーズとの国境に接するペテン県内で過去2年にわたって行われたスキャン調査により、約6万の建造物が見つかったという。カヌト氏によると、新たに発見された建造物には歩道を備えた都市の中心機構、家屋、儀式用の施設、かんがい用水路、要塞(ようさい)などが含まれ、同氏は一連の発見を「マヤ考古学研究における革命」と評価している。

古代マヤ文明の都市遺跡であり、グアテマラの重要な考古学的遺産であるティカルでは、これまで自然の丘とみなされていた場所に高さ30メートルのピラミッドが存在することが判明。また連続した穴や、長さ14キロの壁も見つかった。

 

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古代マヤ文明の要塞を発見、従来のイメージ覆す意外な発見

(2019.03.09、ナショナル ジオグラフィック ニュース一部抜粋)

 

中米グアテマラ北部の辺境で、古代マヤ時代の大規模な要塞跡が発見された。高さ6メートルの壁や監視塔、ほかにも長年にわたって大きな戦争が行われてきた証拠が見つかっている。マヤ文明に対する従来のイメージを覆す発見だ。この要塞跡は、「ラ・クエルナビラ」と呼ばれている。マヤの都市、エル・ソツとティカルの間にある険しい尾根の上に建てられ、厳重に防備を固めている。蓄えられた丸い石も見つかっており、兵士が投石器に入れて使う武器だったとみられる。この地域でこれほど大掛かりな要塞が見つかるのは初めてで、「もしかしたら南北米大陸の古代遺跡を見わたしても」初めての発見ではないかと、米ブラウン大学でマヤ文明を研究する考古学者スティーブン・ヒューストン氏は話す。