2016年10月04日

ニュース:ビットコイン、端末なくても決済 VISA活用

ビットコイン、端末なくても決済 VISA活用
(2016/10/2 日本経済新聞)

 

仮想通貨ビットコインを利用した支払いができる国内の店舗が数百万規模に拡大する。国内で取引所を経営する企業が3日から、VISAブランドのプリペイドカードにビットコインから入金するサービスを始める。現在は店舗が専用端末などを用意しなければ支払いができない。既に普及しているVISAカードのインフラを使うことで利用機会を広げる。

 

仮想通貨の取引所「コインチェック」を運営するレジュプレス(東京・渋谷)がカンム(同)と提携し、同社が発行するVISAのプリペイドカード「バンドルカード」にビットコインから入金できるようにする。コインチェックにビットコインの口座を持つ人が対象となり、スマートフォン(スマホ)などのアプリを通じて登録する。1回の入金額は1千~3千円で、月12万円を上限とする。カードの発行には手数料がかかる。

 

ビットコインの口座から入金する時点のレートで円に交換するため、店舗側は代金を円で受け取ることができるのが特徴だ。店舗での支払いのほかインターネットを通じた買い物でも使える。

 

VISA加盟店は世界200カ国・地域で4千万店規模に上り、国内には飲食店やスーパーなど数百万店ある。現在、国内でビットコインを使った決済ができるのは約2500店とされ、欧米と比べて格段に少ない。国内のビットコイン保有者の多くは投機を目的としているが、今回の新しいサービスにより支払い手段として利用する人が大きく増える可能性がある。