2019年11月25日

ニュース:ローマ教皇、天皇陛下と会見

天皇陛下 ローマ教皇と皇居で会見

(2019年11月25日、NHKニュース)

 

天皇陛下は、来日中のローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇と、25日午前、皇居で会見に臨まれました。フランシスコ教皇は午前11時前、白バイやパトカーに先導されて正門から皇居に入り、二重橋を通って宮殿に向かいました。そして、天皇陛下が宮殿の「南車寄」で出迎え、笑顔で握手をしてあいさつを交わされました。天皇陛下がフランシスコ教皇と会うのは今回が初めてですが、イギリスに留学中だった昭和59年、バチカンを訪れた際に当時の教皇のヨハネ・パウロ2世と会われています。

ローマ教皇が皇居を訪れるのは、38年前の昭和56年に、ヨハネ・パウロ2世が教皇として初めて来日し、昭和天皇と会見した時以来です。会見は、宮殿の「竹の間」で、およそ20分にわたって行われました。会見が終わると、天皇陛下は、フランシスコ教皇とにこやかにことばを交わしながら、見送りのため「南車寄」まで進まれました。出発の直前には、再び握手をして別れのあいさつを交わし、天皇陛下は、教皇の車列が見えなくなるまで見送られていました。

 

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ローマ教皇 東京ドームで大規模ミサ 5万人が参加

(2019年11月25日、NHK News Web)

 

日本を訪れているローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、東京ドームで5万人が集まる大規模なミサを執り行いました。ミサにはいわゆる「袴田事件」で死刑が確定し、無実を訴えている袴田巌さんも招かれました。袴田さんは拘置所に収容されていた際に洗礼を受け、カトリック信者になりました。ミサが始まるとフランシスコ教皇は参加者が聖歌を歌う中、中央に設けられた祭壇にあがり、静かに祈りをささげました。そして、「日本は経済的には高度に発展していますが、社会で孤立している人が少なくないことに気付きました。これを乗り越えるためには異なる宗教を信じる人も含め、すべての人と協力と対話を重ねることが大切です」と述べ、他者の理解に努めることの大切さを訴えました。

 

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「日本の人々に感謝」ローマ教皇、帰国へ

(2019.11.26、産経新聞)

 

被爆地の長崎、広島を訪れ、核兵器廃絶に向けた力強いメッセージを発信したローマ教皇(法王)フランシスコ(82)は26日、上智大を訪問し「神と日本の人々に、この国を訪れる機会を頂いたことを感謝する」と述べた。教皇として38年ぶり史上2度目の来日を終え、同日午前、羽田空港を出発し、帰国の途に就いた。上智大は日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルらが創設したイエズス会が設立母体。同会出身の教皇が四谷キャンパス(東京都千代田区)に姿を現すと、学生や教職員から歓声が上がった。歓迎の横断幕を掲げたり、スマートフォンで撮影したりする人の姿もあった。教室で開かれた集会では、約700人が聖歌を合唱し教皇を迎えた。学生らに「競争と技術革新に向かう社会で、この大学は知的教育だけでなく、より良い社会と希望にあふれた未来を形成していく場になるべきだ」と呼びかけた。

 

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