2019年09月30日

陰謀:ケネディ暗殺とUFO!?

昨日の投稿、「これまでのUFO事情」の中で、ケネディ大統領は、UFO関連のファイルを世界に公開しようとしたために、暗殺されたという陰謀を紹介しましたが、本日は、この陰謀論の横綱「ケネディ暗殺」に焦点を当ててみたいと思います。実はケネディ暗殺については、私も拙著「日本人が知らなかったアメリカの謎」でも書いていました。まず、その部分を引用します。

 

☆★☆★☆★☆★

こんなにもある ケネディ暗殺の陰謀!

―マフィアからCIA、宇宙人まで―

(日本人が知らなかったアメリカの謎 p44~p57)

 

アメリカの陰謀劇のなかで、未だに謎とされ、いまでも様々な陰謀説が飛び交っているのがジョン・F・ケネディ(JFK)大統領暗殺事件である。今でも全米で毎年、精神異常者のだれかが「自分がケネディを暗殺した」と警察に自首してくるらしい。ケネディ暗殺をとり上げた映画も「JFK」、「ダラスの熱い日」、「ザ・シークレット・サービス」など力作がそろっている。

 

1963年11月22日、アメリカ第35代大統領、ジョン・F・ケネディが遊説先のテキサス州ダラスで暗殺された。リー・ハーベイ・オズワルドという男が犯人として逮捕されたが、オズワルドの単独犯行だったのか、オズワルドを含む複数人による犯行だったのか、はたまた、オズワルドが撃ったとみせかけて別の人間が撃ったのか?犯人は大統領を載せた車の運転車という説もある。オズワルドに個人的な恨みなどの動機が見当たらないことから、誰かが何かの目的で大統領を暗殺させたという可能性は高い。

 

「軍産複合体」犯行説

軍産複合体とは、米軍と兵器や航空など国防関連企業のことをいう。ケネディ大統領はベトナム戦争を早期に終わらせようとしたと言われているが、これを封じるためにCIAに暗殺させたという説だ。当時、軍も軍事産業もベトナムでの積極的な介入を支持していたので、ケネディ大統領の撤退方針は、軍産複合体の利益を損ねることになる(戦争すればするほど儲かる)のだ。実際、撤退計画はケネディ暗殺によって頓挫し、後任のジョンソン大統領によってベトナム戦争への介入は逆に押し進められた。65年には北爆(北ベトナムへの爆撃)を開始しベトナム戦争は泥沼化していった。もし、この説が正しかったとすると、当時副大統領であったジョンソンも、ケネディ暗殺計画を知っていた可能性はある。

 

「マフィア主犯説」

JFKの父、ジョセフ・ケネディ・シニアは、「大統領の職を買った」と揶揄されている。息子の当選のために大量のおカネが動き、その中には、マフィアからのおカネも入っていたことは想像に難くないであろう。もともとケネディ家とマフィアとの黒い関係は以前から取りざたされていた。しかし、正義感の強いケネディは、大統領に当選した後、マフィア組織との関係を突然断ち、それだけでなくマフィア壊滅作戦を実施していった。これをマフィア側は、「裏切り」と受け取り、その報復と壊滅作戦の停止のために、暗殺計画を立てて実行したというのだ。

 

マフィア絡みの陰謀説はまだある。ケネディが就任してまもない1961年4月、ピッグス湾事件が発生した。この作戦は、反米的なキューバのカストロ政権を転覆させるために、在米亡命キューバ人部隊が米軍の支援のもとにピッグス湾から、キューバを急襲した事件である。この亡命キューバ人部隊の中には、キューバでカジノ経営をしたり、ヘロイン輸入の中継地として利用したりするなどキューバに利権をもつマフィアも含まれていた。しかし、この計画は失敗に終わった。理由の一つは、在米亡命キューバ人部隊がキューバ軍の攻勢で退路を断たれたのち、米軍機による爆撃支援の命令をケネディが出さなかったことであった。つまり、マフィアからすると、ケネディから米軍の正規軍投入拒否は彼らを見殺しにする行為であった。こうして、ピッグス湾事件の失敗を恨んだマフィアを含む「亡命キューバ人主犯説」というのもある。

 

さらに、ここから、この事件に激怒したキューバのカストロ議長が、オズワルドを雇ってケネディ暗殺を企てたとする「カストロ主犯説」や、ソ連に亡命したこともあるオズワルドが、ソ連側のスパイとして帰国し、同事件後、ケネディ暗殺の指令を受けたという「ソ連主犯説」もある。

 

CIA主犯説

ケネディは、ピッグス湾事件の失敗の原因を、CIAの諜報ミスとみなし、CIA長官アレン・ダレスは作戦失敗の責任を追求され長官の座を追われた。さらに、ケネディはCIAという組織そのものにも批判の目を向け、CIA解体も宣言していた。ケネディのCIA批判は、逆にCIAから命を代償とする大きなしっぺ返しを受けることになったという説も有力だ。

 

ケネディは知りすぎた!?

まだまだいくつも諸説はあるが(例えば国際金融資本犯行説も興味深いが次項で紹介する)、もう一つ、とてつもない陰謀説を紹介して、この項目を締めくくろう。ケネディ暗殺には宇宙人が絡んでいたという説だ!?アメリカには、1947年7月ニューメキシコ州ロズウェル付近で、宇宙からの何らかの物体の残骸が回収された「ロズウェル事件」以来、UFO(未確認飛行物体)と異星人の存在についての関心が一部の人々の間に広がった。彼らは、軍(ペンタゴン)が、UFOの存在やこのとき異星人も拘束した事実を隠蔽しているのだと主張、アポロ計画についても、実は異星人の前進基地となっているかもしれない月面を偵察するという真の目的があったという説も広がった。さらには、アメリカの政府高官や科学者など12人の専門家から成って、宇宙人に関する調査や、宇宙人との接触や交渉を行うMJ-12(マジェスティック・トゥウェルヴ)という超秘密機関が存在すると信じる向きもある。

 

アメリカでは、大統領が誰になろうとも、長年、政府最重要機密文書というのが存在し、CIAが管理しているという。どこの国にもその類の機密文書というのは存在するが、合衆国にはUFO関連の機密文書も存在すると言われている。ケネディは、大統領としての権限で、そのUFO機密文書を閲覧したのち、UFOの存在、宇宙人の情報、アポロ計画の目的を、国民に公表しようとしたので、MJ-12の意を受けたCIAによって暗殺されたというのだ。ケネディ暗殺に関する政府の情報公開は2039年まで行われないという。しかし、2039年以降、我々はケネディ暗殺の真相を知ることができるのだろうか?

 

☆★☆★☆★☆★

大統領を暗殺する背後の力とは!

―大統領ってそんなに狙われるものなの?―

(日本人が知らなかったアメリカの謎p52~p55)

 

ところで、読者のみなさんは、歴代のアメリカの大統領で暗殺された大統領は何人いるかご存知だろうか?答えは4人で、リンカーン、ガーフィールド、マッキンレー、ケネディが非業の死を遂げた。近年では、レーガン大統領が暗殺未遂事件で銃撃され負傷した。

 

なぜ、大統領がこうまで狙われるのか?個々の要因は定かではないが、これは、アメリカには大統領を超える黒幕が存在するということの裏返しでもある。つまり、だれかの意に反するから狙われるのである。一般的には大統領には護衛がしっかりとついているので単独で犯行を実行するのは難しい。ケネディ暗殺においても、大統領の車が通る予定のルートが、犯行に及んだ建物の側に突然変更されなど、組織的な計画がなされるはずである。

 

国際金融資本も黒幕!?

大統領を暗殺できるほどの力を持った人々とはどういう存在なのだろうか?まずは、ケネディ暗殺の陰謀で紹介した面々が頭に浮かぶ、つまり、軍産複合体(航空宇宙・兵器などの軍需産業と軍が結合した政治・勢力)、マフィア、CIAなど政府情報機関である。それにもう一つ加えると、国際金融資本(欧米の金融財閥)があげられる。暗殺された大統領の中で、ケネディとリンカーンの暗殺には国際金融資本との対立という共通点が見いだせる。

 

現在でも、通常の先進国政府には通貨発行権はない。中央銀行が持っている。それを、リンカーンとケネディは大統領令によって、通貨発行権を政府に移そうとしたのだ。この行動は、実質的な通貨発行権を握っていた欧米の国際金融資本からすれば、彼らに有利な金利と通貨量を決められなくなってしまうことを意味する。アメリカの金融支配ひいては世界経済全体に対する影響力を失いたくないために、大統領を暗殺させたというのである。ただし、大統領暗殺というのは、国家的な犯罪なので、当然、情報機関であるCIAや連邦警察であるFBIなど政府機関からの協力があったことは想像に難くない。

以下略

 

☆★☆★☆★☆★

それでは、「ケネディ暗殺とUFO」という陰謀論について、さらに詳説してみたいと思います。昨日もすでに述べたように、ケネディ大統領は、UFO関連のファイルを世界に公開しようとしたために、暗殺されたという見方があります。Weekly World News(2011/05/07)(2008/02/25)の内容をまとめました。

 

ケネディ大統領は、暗殺される前の10日間に、UFO関連の政府最重要機密文書の閲覧を要求し、側近の猛反対を振り切り閲覧し、1963年11月12日、CIAに自身が閲覧した現代の科学で解明できない国家機密扱いのUFO現象情報を、即座に世界へ公開するよう命じました。

 

何のためにかというと、ケネディ大統領は、旧ソ連と相互宇宙活動協力と、地球に飛来したエイリアンの共同調査研究を行うことを望んでいたそうで、アメリカのアポロ計画の真意を明らかにするためでした。というのも、この当時のケネディは、「ソ連で多数のUFOが目撃されていることで、ソ連が、UFOをアメリカの新兵器による偵察だと誤解しているのではないか」と強い懸念を示していたとされ、ソ連に「UFOは我々アメリカの秘密兵器ではない。我々アメリカ人がソ連上空を侵犯したのではない。ましてや我々アメリカ人が、UFOを差し向けたのではない」といいたかったのだろうと推察されています。

 

さらに、ケネディは、UFOや地球外生命体の存在の事実を、国民の前で発表する準備をし、次のような演説の草案までできていたそうです。

 

■ジョン・F・ケネディの草稿

——————-

わがアメリカ国民、そして世界中の皆さん、今日、我々は新しい時代への旅に出発します。人類の幼年期である、一つの時代は終わりに向かい、新たな時代が始まろうとしています。私がお話しする旅とは、計り知れない試練に溢れていますが、我々の過去のあらゆる努力は、成功するために我々の世代を比類なくサポートしてきたものと私は信じます。

 

この地球の市民である我々は孤独ではありません。無限の知恵を備えた神は、我々自身のように、他にも知的生命体を宇宙に住まわせてきました。そのような権威に対して、私はどのように述べることができるでしょうか?1947年、わが軍は、乾燥したニューメキシコの砂漠で、起源不明の飛行船の残骸を回収しました。まもなく、我々の科学により、この乗り物は、はるか遠くの宇宙空間からやってきたことが分りました。その時以来、わが政府はその飛行船の製造者達とコンタクトを取ってきました。

 

このニュースはファンタスティックで、実際、恐ろしく思われるかもしれませんが、皆さんは過度に恐れたり悲観して捉えることのないようお願い致します。私は大統領として、そのような存在が我々に対して無害であることを皆さんに保証いたします。

 

むしろ、全人類の共通の敵である、圧制、貧困、病気、戦争を克服できるよう、彼らはわが国家を助けてくれることを約束しております。彼らは敵ではなく、友人であると我々は判断いたしました。彼らとともに、我々はより良き世界を創造することができます。未来に障害や誤りが生じないかどうかは分りません。我々はこの偉大なる土地で暮らす人々の真の運命を見つけたものと信じます。世界を輝かしい未来に導くことです。

 

なぜ彼らがここにやって来て、なぜ長期間に渡って我々のリーダー達が彼らの存在を秘密にしてきたのか、近く、皆さんはそれらについてさらに知らされることになるでしょう。私は皆さんに、臆病にならず、勇気をもって未来を見ていくようお願い致します。なぜなら、地球に存在した古代の平和のビジョンと全人類の繁栄を、この我々の時代に、我々は達成できるからです。あなた方に神のご加護のあらんことを。」

——————-

もちろん、J.F.ケネディが演説で読み上げる予定だったこの草案は推敲されることなく、暗殺によって、なきものとなりました。

 

*なお、米軍がUFOの存在を認めたというショッキングなニュースをきっかけに、UFOについての投稿記事を連続して出しましたが、あくまで「陰謀論」です。真に受けずに興味本位で読んで下さい。拙著「日本人が知らなかったアメリカの謎」も雑学集という形で出版しております。

 

<参照>

日本人が知らなかったアメリカの謎(文春文庫)

ジョン・F・ケネディ大統領暗殺の真相

Weekly world news 2008-02-25 )

ケネディ大統領直筆の極秘UFOレポートを発見

Weekly world news 2011/05/07)

お名前
URL
MAIL