2019年09月29日

陰謀:これまでのUFO事情 

今月19日、米海軍が、UFO(未確認飛行物体)の可能性があるとされた飛行物体を「本物」と発表し、アメリカがUFOの存在を認めるという驚きの報道がなされました。この発表は、地球外生命体(=宇宙人)について言及されていませんが、少なくとも、未確認の飛行物体「UFO」がこの地球上に存在していることを認めたということは、宇宙人(=エイリアン)は存在するという仮説に大きなインパクトを与えることは間違いないでしょう。そこで本日は、これまでのUFO報道やUFOにまつわる話題をまとめてみました。

 

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UFOの記録は、実に紀元前にまで遡ることができるそうです。ある物理学者は、7万5000年前に銀河間で核戦争が行われ、火星文明が破壊されたとの説を発表したこともあるほどです。ただ、アメリカでは、1865年になされたUFOの目撃報告が最も古いものとされています。

 

1865年の目撃情報

その年の9月中旬ある日の日没直後、ミズーリ川上流の山あいで、東へ猛スピードで移動する強い光を発する物体を、その地域に住む猟師が目撃しました。この物体は5秒後には爆発し、消滅したというのです。翌日、森の中から何かが墜落しているのが発見されました。その物体は岩のような素材でできており、表面には象形文字のような模様が描かれていたといいます。周辺にはガラスのようなものの破片と、奇妙な液体も残されていたとされています。地元新聞は、当時、地球外知的生命体が乗ってきた乗り物ではないかと報じたそうです。

 

また、19世紀のアメリカで最も有名なUFOの目撃報告とされるのが1897年4月17日午前6時に発生したとされる次の事件です。

 

1897年の目撃情報

テキサス州の小さな町で、葉巻の形をしたUFOがオーロラの上空に出現し、南から北へ移動していったそうです。アルミと銀を組み合わせたような金属でできていたとされるその物体は、その後、風車に衝突し、爆散したとされています。当時の報道では、事故現場で見つかったパイロットらしき死体は普通の人間ではなかったとするものもあるようですが、真偽は定かではありません。

 

このようにUFOに関する情報は、アメリカを中心に散見されていますが、世界的に注目され、現在も、様々な憶測や噂、研究、調査などの対象となっているのが「ロズウェル事件」と呼ばれるUFO墜落事件です。

 

ロズウェル事件とエリア21

ロズウェル事件とは、1947年7月8日、アメリカのニューメキシコ州の砂漠の町ロズウェル付近でUFOが墜落し、米軍がこれを回収したという世界で最も有名なUFO墜落事件です。この事件(事件)は、ロズウェル陸軍飛行場が、ロズウェル付近の牧場から潰れた「空飛ぶ円盤」を回収したと発表したことで、全世界に拡がりました。しかし、その数時間後、軍司令官が、「回収したものは『空飛ぶ円盤』ではなく、気象観測用気球であった」と訂正したのですが、一部の人々はそのプレスリリースを信用しませんでした。

 

それどころか、墜落したUFOや、解剖された宇宙人(グレイと呼ばれて生存しているとの噂も)は、米空軍が管理しているネバダ州南部の「エリア51」(正式名称は、グルーム・レイク空軍基地)で管理されていると信じられています。つまり、この「エリア51」は、空軍の実験場や訓練場として使われていますが、宇宙人研究施設がある、「UFOや宇宙人の秘密が隠されている」との憶測が広がっているのです。さらに、エイリアンの証拠は大量にあるが、いわゆるディープステート(国家内国家)の秘密軍事文書(文字どおりの「Xファイル」)に隠匿されていると信じられています。

 

アメリカ政府の公式見解

このロズウェル事件に関して、アメリカ政府は、1997年6月24日に公式見解を発表しました。それによると、1947年に回収された物は極秘の調査気球であり、宇宙人と信じられいるのはパラシュートテスト用につくられたダミー(架空のモノ)である。また「宇宙人の死体の回収と解剖」とは、1956年6月26日に発生したKC97航空機の墜落事故との記憶混同であるとされました。

 

これによって、UFOと信じられたものは、米軍の飛行実験などに伴う光学的な幻のようなものとの見方も広がりました。実際、特に「エリア51」付近では、米軍機密の航空機のテストを古くから行っていたとされ、近年では、特に最高機密のステルス機の試験飛行を行っているとされています。

 

こうして、UFOを見たと報告される場合、それは、雲、流星、鳥、気象観測気球などであったり、場合によっては、夜空を光って移動して見える人口衛星、大気圏の摩擦熱によって発光している隕石、さらにはミサイルの発射実験であると説明されてきました。大学や研究機関の調査においても、「宇宙には地球外生命体が存在する可能性はあるとしつつも、UFOがその宇宙船であると考えるのは難しい」というのが定説となっていました。では、アメリカにおいて、UFOはすべてアメリカ軍による…式の説明で話しで収まっているのかというとそうでもありませんでした。

 

2004年のUFO目撃事件

ニューヨークタイムズ(NYT)は、2017年12月16日、UFOについての報告を調査した国防総省の秘密プロジェクト、「先端航空宇宙脅威識別プログラム」に関するの記事を1面にリークしました。このプログラムは、2004年に、米海軍が目撃したUFOについての調査したもので、NYT紙は、その事件について報じたのでした。それによると、事件当日、太平洋上空約2万4000メートルの場所に突如謎の飛行物体が出現したそうです。2機の米戦闘機が向かい、サンディエゴ周辺の太平洋上空で目視すると、後に楕円形で「複数の特異な航空機械」と表現された物体は、高度1万8000メートル付近から15メートルまで瞬時に降下し、その後は不規則な動きをしながら、泡のよう に消えてしまったと報告されています。

 

そして、今月20日、

「米海軍 未確認物体認める『“UFO映像”偽造ではない』」、

「米海軍、UFO映像『本物』認める」

などの見出しで踊った「UFO映像」の一つが、この2004年の事件だったのです。つまり、米軍は、自分たちの「創作」ではないUFO(未確認物体)の存在は認めたのです。

 

このようなUFOや宇宙人(エイリアン)についての話しに多くの人々が関心を寄せるのは、UFOや宇宙人に関する数多くの「陰謀論」がうごめいているからです。その主なものを紹介します。

 

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<アメリカ大統領とUFOの陰謀>

トルーマンからトランプ大統領まで、戦後の米大統領とUFOや地球外生命体の関係を示す議論を醸すような歴史的秘話は豊富に存在します。大統領だから、国家の最高機密を知らされるのでしょうか?とりわけ、アイゼンハワーやニクソン、カーター、そしてレーガンはそれぞれ個人的に接触したこともあるとの噂まであるのです。例えば…

 

ロナルド・レーガン

レーガン政権時代に打ちだされた軍事政策といえば、宇宙空間からレーザー攻撃でソ連の攻撃ミサイルを迎撃するというスターウォーズ計画(戦略防衛構想)が有名です。実は、このスターウォーズ計画は、レーガン大統領自身のUFO遭遇体験に基づいて、地球外生命体や隕石の攻撃から防御するための機密計画であったそうです。

 

ビル・クリントン

クリントン大統領は、もともとUFOへの関心が高く、情報公開にも意欲的であったそうです。UFO研究家でもあったローレンス・ロックフェラー氏(ジョン・ロックフェラー2世の第3男)との親交もあり、たびたびUFOに関する話をしていたとされています(ローレンス・ロックフェラー氏は2004年に死去)。妻のヒラリー・クリントンは、夫の意思を引き継ぐとみられ、もし大統領に選出されていたら、これまで米政府によって極秘にされてきたUFO情報が明るみに出る可能性が大きいと一部で期待されていました。

 

彼女の大統領選挙において、ヒラリーのブレーンであったジョン・ポデスタは、ビル・クリントン大統領の首席補佐官を務め、オバマ政権でも上級顧問に就いていました。ポデスタ氏は政府のUFO情報に関する”透明性”を追求しており、「2014年の私の最大の失敗はUFO情報ファイルの開示請求を確実なものにできなかったことだ」との発言もあったほどでした。

 

ジョン・F・ケネディ

しかし、アメリカ大統領とUFOに関連する最大の陰謀話しは、あのケネディ大統領の話しに勝るものはないでしょう。どういう陰謀論かと言うと、ケネディ大統領は、UFO関連のファイルを世界に公開しようとしたために、暗殺されたという陰謀です。ケネディ大統領は、暗殺される前の10日間に、UFO関連の政府最重要機密文書の閲覧を要求し、側近の猛反対を振り切り閲覧している。そして、1963年11月12日、ケネディ大統領はCIAに、自身が閲覧した現代の科学で解明できない国家機密扱いのUFO現象情報を、即座に世界へ公開するよう命じたそうです。

 

なぜケネディは、UFO情報を公開しようとしたのか?誰がケネディ殺害を命じたのか…などについては日を改めて、まとめてみたいと思います。

 

<謎の地下施設と影の政府>

「山脈のふもとの広大な砂漠の中に空港があるような土地の地下深くには、巨大な軍基地がいくつも存在し、アメリカ軍による極秘案件が隠されている」という陰謀があります。これらの地下施設ではUFOやエイリアン生命体や、極秘テクノロジーなどの研究が行われている。つまり、エイリアンとアメリカの「影の政府」が連携している!というわけです。コンピューター、インターネット、携帯電話など、これまでの優れた発明品の数々は、宇宙人の技術を解析して模倣した物だそうです。また、核兵器もしかりで、アメリカ国内の全ての核弾頭基地では必ずUFOが目撃されていると、陰謀論者の間ではささやかれています。

 

ちなみに、アメリカ合衆国内の中でも、テキサス州、ウエスト・バージニア州、ミズリー州などに多くのUFO目撃情報が集まっているそうです。さらに、影の政府組織は、一般市民や国家の調査機関を超えたところに存在し、UFO関連の情報隠滅のために動いているらしいです。

 

<参照>

「政府は真実を隠している!」 UFOブームがアメリカに再び襲来(2019年8月2日newsweek)

HANGAR 1〜UFOファイルが眠る場所〜

アメリカの「UFO」目撃報告はなぜ19世紀から現在まで絶えることがないのか…その歴史を紐解く(2019.02.26、ディスカバリー)

 

ヒラリー・クリントン就任後にUFO情報公開か? ワシントンの”UFOロビイスト”も注目!(TOCANA、2015年4月18日)

 

ジョン・F・ケネディ大統領暗殺の真相(2008-02-25 )

ケネディ大統領直筆の極秘UFOレポートを発見 Weekly world news(2011/05/07)

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