2019年09月22日

伝承:UFOとモーゼの墓

昨日、アメリカが、実質的にUFOの存在を認めたという、ある意味衝撃的なニュースをお伝えしましたが、本日は、UFOに絡んで、さらにショッキングなお話しを紹介しましょう。それは、あの聖者モーゼのお墓が日本にあるというものです。もちろんこちらは公式発表の世界ではなく伝承の世界です。それでも、モーゼが日本にいたのか?UFOとどういう関係?などいろんな疑問がわくと思います。まずは、以下に抜粋した今年6月5日付け読売新聞(夕刊)の記事をお読み下さい。

 

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UFOの町 モーゼも訪問?

「UFOの町」を名乗るのが石川県羽咋(はくい)市です。宇宙とUFOをテーマにした、たぶん日本で唯一の公立博物館「コスモアイル羽咋」もあります。ですが未知の来訪者ははるか昔から、この一帯を訪れています。民俗学では漂着神(ヨリガミ)というそうです。何と予言者モーゼまで来ていて、墓があると聞きました。(大阪編集員 森恭彦)

 

能登半島の西側、羽咋はJR金沢駅から特急で1時間弱。まず市の歴史民俗資料館に向かうと、学芸員の小船井陽さんが迎えてくれました。日本海に突き出た能登半島には古来、対馬海流に乗って西から先進の文化や技術が流れ着き、異世界のモノに人々は神を感じて、祈りをささげたそうです。「民俗学者の折口信夫はたびたび羽咋を訪れ、海のかなたの常世から漂着する神をヨリガミと位置づけわけです」能登国一の宮、気多(けた)大社の祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)。大国主命の別名です。大国主命は出雲から300余りの神々を連れて来臨、邪神を退治し、能登を平定したのです。その気多神社に行ってみました。社殿の背後には神聖な禁足地「入(い)らずの社(もり)」だそうです。中でもクスノキの仲間のタブノキは、折口によれば、寄り来る神々の依り代(よりしろ)になったとか。

 

これはいささか怪しい話ですが、モーゼの墓に詣でることにしました。車で20分余り、羽咋の南隣、宝達(ほうだつ)志水町の宝達山「伝説の森公園(モーゼパーク)」というところです。ここも自治体がつくった施設のようです。「注意 熊出没」という看板を横目にこわごわした山に入ります。誰ともすれ違いません。やがて三ツ子塚古墳群という表示があり、その一つ、小山ほどの墳墓の上に「モーゼ大聖主之霊位」と墨書された木の墓標を発見しました。粗末なので、ちょっとがっかりしましたが。その手前に、なぜでしょう、墳墓に比べてはるかに立派で、費用もかかっていそうなモーゼ像の写真入りのモニュメントがあります。ここをモーゼの墓とする根拠は「竹内文書」なのだそうです。

 

昭和の前半、世間を騒がせた超古代文明についての文献ですね。神武天皇まで73代続いた王朝があり、モーゼだけでなく、イエス・キリストも釈迦も、みんな日本に来た。ここにはモーゼの墓が、そして青森県新郷村戸来にはキリストの墓がある、といった誇大妄想的ストーリーで、偽書と認定されていますが。宝達志水町の公式ホームページから引用します。モーゼは「ユダヤの民衆をイスラエルの地へ導いた後、シナイ山に登った。そこからモーゼは天浮船に乗り、能登宝達山に辿り着いたという。その後、583歳までの超人的な余生を宝達山で過ごし、三ツ子塚に埋葬された」。「天浮船」って、飛行船でしょうか。あ、いや、きっとUFOですね。やはり、この一帯は超古代史から「UFOの町」だったのでしょう。

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この「モーゼの墓」ストーリーについては、2010年11月6日付けの中日新聞でも紹介されていました。

 

モーゼ583歳 能登に眠る? モーゼの墓(宝達志水町)

旧約聖書の「十戒」で有名な古代イスラエル民族の指導者、モーゼが眠ると伝えられる石川県宝達志水町の「モーゼの墓」。案内板には「モーゼはシナイ山に登った後、天浮船(あまのうきふね)に乗って能登宝達に到着。583歳の超人的な天寿を全うした」と、驚がくの伝説が記されている。北陸が世界に誇る“珍スポット”の実態とは-。(担当・河郷丈史)

 

能登半島の最高峰・宝達山のふもとにある「伝説の森モーゼパーク」。木々の生い茂る遊歩道を10分ほど上ると、「三ツ子塚」と呼ばれる古墳群が見えてくる。この中の2号墳が「モーゼの墓」だ。地元の人の話などによると、伝説の根拠は20世紀初めごろに宗教家竹内巨麿(きよまろ)が公開した古文書「竹内文書」。「モーゼやキリストが日本に来ていた」という内容で、一般には偽書とされている。

 

一方、パークを管理する越野宏さん(78)は「伝説が知られる以前から『土地の偉い人と宝物が埋めてある』といわれていた」と証言する。このほか、奇妙な言い伝えが残る。まちおこしに取り組む「モーゼクラブ」(活動休止中)の資料によると、墓近くの石灰山で、ひざからくるぶしまで2尺5寸(約75センチ)もある“巨人の骨”が出た。石灰山では土器のつぼが見つかり、古代に使われていたものだという。

 

終戦直後に米軍が墓の調査に来たとの言い伝えもある。宝達山頂の手速比咩神(てはやひめ)神社には、モーゼと関係の深いエジプトのスフィンクスに似たこま犬があるほか、地元には平林(へらいばし)というヘブライを連想させる地名が存在する。いずれも真相は不明だが、何ともミステリアスだ。

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